※この記事は2022年に入手したシュトレンの記事です
パルシステムの「シュトーレン風ケーキ」、
無印良品の「自分でつくるシュトーレン」が無事に作れたので、
次は富澤商店のキットに挑戦です。
※クッキーを時々焦がすレベルの人間ですので、奇妙な部分があってもご容赦ください。
富澤商店の『手作りシュトーレンセット』
税込1861円
キットの内容。
箱には説明書きがびっちり。
この通りに作ればいいのですが、あまりに字が小さいので、
無印良品の時と同様、自分用にレシピを書き直しました。
A4で4枚という工程数。2022年に購入した手作りキット3つの中では最高難度です。
「おうちでかんたん」という文字列に対して
調理時間220分、あまりにもミスマッチ。
ちなみに、キットは2022年11月24日に購入して、賞味期限は2023年3月1日。
作成したのは2023年10月20日です。
忙しすぎて賞味期限を半年以上ぶっちぎってしまいましたが、
次のシュトレンシーズンは目の前です。もう作るしかありません。
※この記事は賞味期限を過ぎてから作っても安全だということを証明するものではありません。
賞味期限を過ぎた食品の取り扱いは自己責任でお願いします。
牛乳、無塩バター、塩、卵は自分で用意する必要があります。
ここには記載されていませんが打ち粉として分量外の小麦粉も必要でした。
材料と道具を用意したら、ひたすら説明書通りに作っていきます。
アーモンドをオーブンでローストしていきます。上の画像はロースト前。
ロースト後。香ばしい香りがします。おいしいシュトレンに入ってるやつです。
中種を作っていきます。
指定の材料をこねて、
指定の温度と時間で発酵させます。
中種とは、あらかじめ少量で発酵させた生地のことで、
パン製法のひとつである中種法は、本捏ね後の発酵時間が短くて済むので生地が傷みにくく、生地が扱いやすくなる製法だそうです。
お菓子やパンを作るスキルに自信がない人にはありがたいですね。
ナッツとフルーツ類を合わせておきます。
フィリングというやつです。
本捏ねをしていきます。
卵を溶いて計量し、
(余った卵は使わないので卵焼きにしました)
レシピ通りにひたすら混ぜていきます。
こんな感じになりました。
で、そうこうしているうちに中種の発酵が終わるので、
ふんわりとふくらんだこの中種を、
こんな感じでちぎって生地に混ぜ込んでいきます。
生地をひとつにまとめたら、
こね台……は無いので、大きめのフライパンに出して、
さらにこねていきます。
フライパンの下にシリコンの鍋敷きを敷くとこねやすかったです。
生地をボウルに戻して、
フィリングを数回に分けて混ぜ込んでいきます。
で、28℃という低めの温度で発酵させるのですが、
うちのオーブンの発酵機能は最低30℃だったので、
家の中で28℃っぽい場所を探して、そこで放置。
発酵が終わったら、打ち粉(分量外の小麦粉)をふったこね台に生地を出し、2つに分けます。
材料一覧にはない打ち粉が唐突に現れます。
自分用にレシピを作っていなかったら危なかったです。
このあと丸く整えて、布巾をかけて生地を休ませる……とありますが、
布巾がなかったのでフライパンのフタで代用。
なぜラップではなく布巾をかけるのか、調べても分からなかったので、
代用できているかは正直分かりません。
成形していきます。
(麺棒がないのでラップを巻いたラップの芯で代用)
シュトレンっぽい形になりました。
もう1つの生地も成形し、再び28℃でしばらく休ませます。
なんか形が全然違くなってしまいましたが、初心者なので良しとします。
で、オーブンで焼いていきます。
焼けたら、熱いうちに溶かしバターを塗り込んでいきます。
グラニュー糖をふって、
しっかり冷ましてから、粉糖をふります。
ひとつずつラップでぴっちり包み、冷蔵庫で3日ほど寝かせます。
3日後。
完成です!!
ほんのりバターが粉糖に染み出していますね。
味の感想はまた次回に。
富澤商店公式サイト
https://tomiz.com/